バロック音楽を奏でる楽器としてリコーダーを吹く人なら、ほとんどの人が知っているのがヘンデルのリコーダーソナタではないでしょうか。私の教室の発表会でも必ず1曲は登場する、定番のレパートリーです。前回の発表会でも、ヘ長調、ハ長調から抜粋と、イ短調、ト短調の全曲が演奏されました。森川麻子さんのヴィオラ・ダ・ガンバと加久間朋子さんのチェンバロに支えられ、レッスンしていても当日会場で聞いていても、うーん、いい曲!私も演奏したい~!という気持ちが高まってしまって…なんとヘンデルのリコーダーソナタほぼ全曲演奏会をすることにしました!
「リコーダーのスタンダードナンバー」と銘打って最初にソロコンサートをしたのは2007年。次が2011年。それぞれテレマン、ふたりのJ.B.ルイエを取り上げました。それから12年ぶりの自身の企画になります。
え~!いまさら~!ソロでコンサートするの~?!と何度も自分に問いましたが、だって、やりたいんだもん…
それでも会場の抽選に当たった年末からウジウジ悩み続けましたが、年賀状にも、友達に勧められた本、角田光代さんの「私の中の彼女」にも背中を押され、やってみることにしました。
コロナ禍で思いがけず学びの時間をもつことができて、長年疑問に思っていたことがようやく腑に落ちました。そのことを形にできればと思います。ずっとアンサンブルでの活動しかしていなかったので、自分一人でコンサート企画はとてもハードルが高いのですが、頑張りたいと思います。ブログにも経過を載せていきたいと思うので、また遊びに来てくださいね!
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