2023年3月31日、横浜市のアートフォーラムあざみ野レクチャールームでコンソートミノーレの卒業演奏会をしました。金曜日の午前中、10時35分から1時間という中途半端な時間にも関わらず、80名を超えるお客様にご来場いただきました。
コロナ禍が始まるまで在籍したけれど今回の企画には参加できなかった方、OG(OB?)の方にもたくさんご来場いただき、皆さんに見守られながらコンソートミノーレの卒業式をすることができました。ありがとうございました。
コンサートの最後に、突然挨拶をすることになったミノーレ初期メンバーの方が「リコーダーをちっとも練習しないでいつも遅刻。後ろの方でコソコソしていたら吉澤先生が温かく背中をポン、と。それではっとして、こんなんじゃいけない!と。それから練習するようになりました。」と話してくれました。これは、ミノーレらしい、いいエピソードだな、と思います。吉澤先生はメンバーに何があってもおおらかに、次々に楽しい曲を提示してくださいました。私も20年間サブの指導者を務めさせていただきましたが、その間一度もご注意を受けたりすることはなく、のびのびとさせていただきました。このことも、本当に心から感謝申し上げます。
そして、そして!何より! 今回の卒業演奏会を企画し、やり遂げた現ミノーレメンバーの皆さまに、心からお礼申し上げます。一つのグループが終わるという形を見せる、ということは、現メンバーだけでなく、今までミノーレに関わった人すべて…メンバーのご家族なども含めて…にとって大変意味のあることだったと思います。人はそんなに多くのものを持って歩くことはできません。一つ、終わらせてお片付けして、すっきりしたらまた何かそこに新しいものを入れたくなるかもしれません。そうでなくても、その場所がすっきりしたことで見えてくる何かがあるかもしれません。いつも終わりは始まり、です。
コンソートミノーレ、卒業おめでとう!
コメントをお書きください
川瀬 眞美 (土曜日, 01 4月 2023 11:22)
渡辺先生、
卒業コンサート終わって余韻を味わっております。
最後までまとまらず、どうなるかと心配してましたが、先生の応援参加と
皆の頑張りで、出来は?ですが、形になってホッとしております。
コロナ後アンサンブルが好きな者同士指導者なしで続けきましたが、煮詰まってきていました。
渡辺先生のこれまでのご指導のありがたさを感じた期間でした。
"リコーダーを吹く人は優しいのよ"と誰かが言ったそうですが、その通り!
優しく、能ある鷹の集まりと実感しております。
ありがとうございました。
アンサンブル大好き川瀬
らぶりこ (土曜日, 01 4月 2023 18:03)
川瀬さま
コメントをありがとうございます。そして、昨日はお疲れさまでした。とても良い卒業演奏会でしたね。余韻は、甘いでしょう?�
リコーダーみたいに素朴で地味な楽器を好きな人はみんないい人だし、この奥深さがわかるなんて賢い!と、いつも感じてます。
優しい能ある鷹の集まりと長くご一緒できて幸せでした。
ありがとうございました�
高田和子 (日曜日, 02 4月 2023 16:44)
素敵な文章をアップしてくださり、ありがとうございます。
リコーダーを触ったこともない高齢者の私に辛抱強く付き合ってくださり、ミノーレを紹介してくださいました。
卒業コンサートに参加してくださると聞いたとき、胸の奥がジワーと温かくなりました。それまで「なんだかなあ」の出来栄えでしたが、ピリッと締まりました。
地味ですがリコーダーの優しくて深い響き、大好きです。先生のコンサートはいつも楽しみにしています。
生まれ変わったらもっと若いうちにリコーダーを始めます!
心から、心から、「ありがとうございました!」
らぶりこ (日曜日, 02 4月 2023 20:51)
高田さま
20年以上もお世話になったミノーレと、なんとなくお別れになるのは嫌だなあ、と思っていたので、この度の機会を作ってくださったこと、こちらこそ感謝しています。ありがとうございました。
みなさんと吹いて、楽しかったです!私も生まれ変わってもまた、ミノーレの皆さんとどこかでリコーダーを一緒に吹きたいです。あ、生まれ変わる前でももちろん、です (。•̀ᴗ-)✧