6月22日、横浜市鶴見のサルビアホール音楽ホールでのヘンデルのリコーダーソナタ全曲演奏会が終わりました。昼夜二回公演でしたが昼の部は完売御礼、夜の部もほぼ満席で開催することができました。ご来場くださった皆さま、本当にありがとうございました。
今回は日本で現在活躍中の製作家4人、オランダの製作家一人(この方は消息不明)の楽器、モデルも違うもの含めて6本を使って曲ごとに楽器を替えて演奏しました。ヘンデルのソナタの作品のすばらしさに加えて、楽器の音色の違いも楽しんでいただけたようで、このアイディアは大好評でした!
プログラムに挟んだメッセージカード、メール、そのほかにもいろいろご感想をいただけたのですが、おもしろかったのは「これが良かった」という皆さんの感想がきれいにばらけていたこと。どの曲もどの笛も、それぞれにファンを獲得していました(笑)
いただいたご感想に「楽しかった」「楽しそうだった」という言葉がたくさんあったことも嬉しいです。
そう、西山まりえさんとの初共演のヘンデル、私も本当に楽しかったです!
まりえさんに感謝♡
今回登場のオール・スターズです。
左から
譜久島譲氏作 ソプラニーノ デンナーモデル
平尾重治氏作 ソプラノ テルトンモデル
平尾清治氏作 アルト デンナーモデル
斉藤文誉氏作 アルト ステンベルゲンモデル
斉藤文誉氏作 アルト ブレッサンモデル
ハンス・シンメル氏作 アルト オリジナルモデル
(クリックすると大きくなります)
自分で企画するソロコンサートは最初がテレマン、二回目は二人のルイエ。3回目はヘンデル、と決めていたものの、なかなか時間が取れず、12年もの間が空いてしまいました。今さらソロコンサートを企画して聞きに来ていただけるかしら…と不安に思いながらスタートしましたが、途中から気持ちを切り替えて準備過程も思い切り楽しみました。チケットのことで初めての方とやり取りするのも楽しかったし、SNSにも積極的に投稿したり、プログラムにヘンデルくんも描いてみました♪
大学時代にお世話になった音楽学の先生をお招きしたら、「リコーダー奏者はみんなヘンデルで始め、ヘンデルに戻ってくるのですね」ですって。名文句ではありませんか~?
本プログラムの最後の曲、ヘ長調の終楽章は私が高校二年生の時に初めて出会った、「ちゃんとした楽器」としてのリコーダーの曲でした。コンサートの終わりにこの曲を吹きながら「ただいま~、おかえり~」と心の中で唱えていました♪
このたび無事にヘンデルに戻ってこれて良かったです♪
コンサートの折にたくさんのプレゼントをいただきました。またこのイラストは福岡在住の友人でイラストレーターの野田陽子さんが、イメージでコンサートの模様を描いてくださいました。「ヘンデルの風」というタイトルだそうです。
たくさんの方のご好意に大変感謝申し上げます!
ありがとうございました。
今回プロの方に頼んで動画を撮ってもらったので、そのうち一部、ご紹介いたします♪
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